「家に帰ると家事しないといけないし、どこで本読めばいいんだよ」
「せっかくの休日に時間取れても、ダラダラしちゃって本が読めない。」
なんてお思いのあなた。
本を読むことが好きだけど、忙しかったりいざ時間ができても無駄にしてしまうなんてことありますよね。わかります。
そんなあなたのお悩みにお応えする記事を書きました。
初めまして、てっこう太郎といいます。
JTCと呼ばれる会社で、役職者としてそれなりに忙しい毎日を過ごしていますが、平日30分は読書時間は確保し、かれこれ500冊以上の本を読んできました。
＜この記事の内容＞
・読書するのにおすすめの場所（平日・休日別）
・読書が捗る場所はどんな本を読むかにもよる
・生活スタイルに合った読書場所を見つけよう
この記事を読めば、本を読める場所というのは意外にもあるということ。
場所を変えるだけで、集中して読書することができるということに気がついていただけると思います。
あなたの読書生活を充実させるための必見の情報が書いてますよ。
ぜひ最後まで見ていってください。
目次
読書をするのにおすすめの場所：平日編
会社員や学生の方にとって平日に読書時間を確保することは難しいものでしょう。
ご家庭内で家事をやらないといけないこともありますし、友人とのお付き合いもあります。
そんな中でも毎日確実に読書することのできる場所がありますので、ご紹介します。
通勤途中
通勤時間は、実は読書の宝庫です。
ノイズキャンセリングイヤホンを装着すれば、電車内の騒音を完全にシャットダウンでき、自分だけの読書空間が作り出せます。
時間が限られているからこそ、その短い時間に集中して読書に没頭できるのも大きなメリットです。
特に朝の通勤時は頭が冴えているため、読書に最適な時間帯。朝から頭を動かすことで、仕事の生産性も自然と上がっていきます。
電車内での読書が難しい場合は、徒歩通勤でもオーディブルで本を聴くことができます。
オーディブルの利点は手を使えない状況であっても本の情報を吸収できるという点にありますし、倍速で聞くことも可能です。
朗読の声が早すぎて、内容を吸収できないということがあっては本末転倒ですが、吸収の効率化を図るという意味においてはどんどん取り入れるべきでしょう。
このように通勤時間を活用することで、毎日30分から1時間の読書時間が確保できます。
「本を読む時間がない」という悩みを抱える社会人にとって、通勤読書は新たな知識を得る絶好の機会となるでしょう。
トイレ
意外かもしれませんが、オフィスのトイレは読書に最適な空間です。
電子書籍を活用すれば、スマートフォン一つで手軽に読書を楽しめます。
仕事中でも、誰にも邪魔されることなく読書に集中できる貴重な時間と場所を提供してくれるのです。
一回のトイレタイムで約10分。
これを1日3回活用すれば、なんと30分もの読書時間を確保できます。
電子書籍なら本を持ち運ぶ必要もなく、周りの目を気にすることもありません。
また、立ち読みや不自然な姿勢で読む必要がないため、快適に読書を楽しめます。
この「トイレ読書」を習慣化することで、忙しい毎日でも着実に読書時間を確保できます。
短い時間でも集中して読むことで、少しずつ確実に読み進めることができるでしょう。
自宅
自宅での読書には、他にはない大きな魅力があります。
特に朝の読書は、一日の生産性を高める効果があり、仕事を効率的に進められるようになります。
その結果、早く帰宅して読書時間を確保するという好循環が生まれます。
自宅のデスクでの読書は、本の内容をノートに整理したり、考えをまとめたりすることができる点が特徴です。
気になったページに付箋を貼ったり、マーカーを引いたり、読書を深める作業が自由自在です。
読書においては、インプットも大事ですが、実生活に紐付けたアウトプットも重要です。
本の内容を咀嚼する際に、以前買った本の内容を参照するなんてことも、自宅であれば簡単にできます。
また、ソファやベッドなど、好みの場所でリラックスして読めることも大きなメリットです。
カフェのように時間を気にする必要もなく、自分のペースで長時間読書に没頭できます。
温かい飲み物を片手に、心地よい環境で読書を楽しむことで、日々の疲れを癒しながら知識を深められるのです。
読書をするのにおすすめの場所：休日編
休日にまとまった時間ができて、やっと読めると思っていても、ダラダラしてしまうこと、ありますよね。
自宅だとついつい気が緩んでしまうものだと思います。
そんな中でもちゃんと読書時間を確保できる場所をご紹介します。
カフェ
休日に自宅で集中できないという方には、カフェでの読書がおすすめです。
自宅から離れて、他人がいる空間で本を読むことで、適度な緊張感が生まれます。
この緊張感が、自宅では陥りがちなダラダラ読書を防いでくれるのです。
また、カフェという場所柄、長時間の占有は避けたいという店への配慮が自然と生まれます。
この時間制限が逆に集中力を高め、効率的な読書を可能にしてくれます。
心地よいBGMと香り高いコーヒーに囲まれながら、決められた時間内で読書に没頭できるのです。
さらに、スマートフォンをいじったり、つい横になってしまったりという自宅での誘惑から解放されることで、純粋に本と向き合う時間を持つことができます。
休日のカフェ読書は、リフレッシュしながら知識を深める理想的な方法といえるでしょう。
コワーキングスペース
コワーキングスペースは、読書家にとって魅力的な空間です。
一定の料金で長時間の滞在が可能なため、時間を気にせずじっくりと読書に没頭できます。
飲み物は自分で持ち込む必要がありますが、その分カフェよりもリーズナブルに過ごすことができます。
特筆すべきは、作業環境の快適さです。
机が大きいことが多いため、自宅のデスクのように本を広げながらノートを取ることができます。
気になったフレーズをメモしたり、読んだ内容をまとめたり、自分なりの読書スタイルを存分に楽しめます。
また、周りで仕事や勉強をする人々の存在が、適度な緊張感を生み出してくれます。
この環境が、集中力を自然と高めてくれるのです。
Wi-Fiも完備されていることが多いため、電子書籍を活用した読書や、本の内容について調べ物をすることもスムーズです。
静かで集中できる環境、快適な作業スペース、時間を気にしない読書体験。
コワーキングスペースは、読書愛好家にとって理想的な環境を提供してくれる場所といえるでしょう。
図書館
図書館は読書のための専用施設として、最も理想的な環境を提供してくれます。
魅力のひとつは「どれだけいてもお金がかからない」という点です。
図書館では、無料で何時間でも滞在でき、時間を気にせず好きなだけ読書を楽しむことができます。
さらに、図書館では自分の本だけでなく、気になる本があればすぐに手に取って読むことができるのも大きな魅力です。
普段手にする機会のないジャンルや著者に出会えるチャンスも多く、新しい発見があるでしょう。
また、図書館は基本的に静かで、読書に集中しやすい環境が整っています。
コワーキングスペースと同様、研鑽を積まれている方が多くいることも特徴です。
日常生活の喧騒から離れ、心を落ち着かせて読書に没頭できる場所として、多くの人に愛されています。
自身の意思だけでは難しくても、周囲の方々が作り上げてくれる雰囲気の力を借りることで集中度を上げることができます。
このように、図書館は自由で居心地の良い空間を提供し、好奇心や知識を広げる絶好の場です。
読書が捗る場所とは
ただ漫然と読書をしていて、内容が頭に入らないなんてことはよくあると思います。
せっかく時間を確保できたのにもったいないですよね。
でもちょっとした工夫で読書効率が上がることもあります。
読書が捗る場所はご自身の手で作ることもできるのです。
読書効率を高める最適な環境づくり
読書をしていて、「ダラダラと読んでいても頭に入らない」という経験はありませんか？
集中力が欠けているときには、ただ文字を追うだけで内容が頭に残りにくいものです。
そんなときにおすすめしたいのが「ポモドーロテクニック」の活用です。
この方法では、25分の作業と5分の休憩を繰り返し、一定の集中とリフレッシュを取り入れることで、効率よく読書を進められます。
さらに、環境づくりも集中には重要です。例えば、お香を炊いて気分を上げることで、心を落ち着かせてリラックスしやすい空間を作り出せます。
また、好きな飲み物を用意してみるのもおすすめです。
香りや味を楽しみながら、本の内容にじっくりと向き合うことで、読書の時間がより充実したものになるでしょう。
ポモドーロテクニックや小さな工夫を取り入れて、集中力の高まる読書環境を整えてみてはいかがでしょうか。
デジタル時代の新しい読書環境
電子書籍のおかげで、隙間時間を活用して場所を選ばずに読書が楽しめるようになりました。
スマートフォンやタブレットがあれば、待ち時間や移動中でも手軽に本を開け、いつでもどこでも読書に没頭することが可能です。
また、紙の本と違い、何冊持ち歩いても荷物が増えないのも電子書籍の魅力です。
さらに、最近注目を集めているのが「オーディブル」です。
駅までの徒歩時間や、車の運転中など手が塞がっているときにも、耳で本の内容を吸収できるため、視覚が使えない場面でも読書が可能です。
オーディブルはプロのナレーションで物語が語られるため、物語の世界に引き込まれやすく、リラックスしながら本の内容を楽しめます。
また倍速で聴くこともできますので、読書の時間を短縮することも可能です。
読んだ本の内容を定着させたい時には、倍速でBGMのようにして聴くこともおすすめです
電子書籍とオーディブルを使い分ければ、忙しい毎日でも読書習慣を自然と取り入れることができるでしょう。
目的別読書スポットの使い分け方
読書の楽しみ方は、読む場所や状況に応じて異なります。
まとまった時間を確保できる休日や自宅での読書には、じっくりと世界観に浸れる小説や、深い知識を提供してくれる骨太の本がぴったりです。
これらの本は時間をかけて読み進めることで、その内容が心に深く染み込む経験を味わうことができます。読書に集中できる環境が整っている時こそ、こうした本が真価を発揮するでしょう。
一方で、ビジネス書はわかりやすく、1項目が短く簡潔に書かれているものが多いため、忙しい日常の合間に読み進めやすい特徴があります。
業務の合間や移動中など、気が散りやすい状況でも、ビジネス書のように要点が押さえられた構成なら、スムーズに情報を吸収できます。
今回ご紹介した通勤途中であったりトイレにおいては、ビジネス書の知識を習得するという意味においてはぴったりの場所と言えるのかもしれません。
このように、読書は状況に応じた本を選ぶことで、さらに豊かで充実した時間を過ごすことができるのです。
まとめ
読書には「正解の場所」はありません。
この記事で紹介した様々な読書スポットは、あなたの生活スタイルや気分に合わせて柔軟に選択できる選択肢として捉えてください。
平日なら、通勤電車での短時間集中読書や、トイレでの電子書籍タイム、自宅での落ち着いた夜読書など。
休日には、カフェでの緊張感のある読書タイム、コワーキングスペースでの集中読書、図書館での知的探求など、場面に応じて使い分けることができます。
大切なのは、あなたが最も心地よく、本の世界に没頭できる環境を見つけること。
デジタルツールも活用しながら、日常のあらゆる場面で読書の機会を見出していけば、自然と読書習慣が身についていくはずです。
一冊の本との出会いが、人生を変えることもあります。
この記事を参考に、あなたらしい読書空間を見つけ、より豊かな読書ライフを楽しんでいただければ幸いです。
さあ、新しい本との素敵な出会いを探しに行きましょう。
